カンカンのなかみ

可愛い缶に大事なものを詰め込んだ

読書する楽しさを味わえる本

 空がすっかり夏の気配ですね!

それだけで楽しくなっちゃう!

 

そろそろ夏休みを意識する頃でしょうか?

夏休みの宿題といえば、読書感想文を思い出す方もいるのでは…?

 

今回は、純粋に「本を読む楽しさ」を思い出せる本を紹介します。

 

 恩田陸蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

 言わずもがな、直木賞本屋大賞を受賞された作品です。

読み始めたら止まらなかったよ!

ピアノコンクールを舞台に出場者の才能のぶつかり合いを描いています。

続きが気になるから早く読みたいんだけど、読み終わるのもったいないから読みたくないみたいな矛盾した気持ちを久々に感じました!

文章が1ページ2段掲載で厚みもあるので、活字が苦手な方は敬遠してしまうかもしれませんが…

でもその気持ちも乗り越えて挑戦してほしい!

話題の本なので、いつか映像化もされるかもですが、文章化された音を映像化するのは難しいと思うので、文章を堪能してほしい!

引用なんて必要ないくらい引き込まれるので、ぜひ手にしてみてください。

一つだけアドバイスするなら、表紙から開いてそのまま順を追って読んでほしい。あとがきから読む癖のある方は注意です!

 

 

もう一冊ご紹介。

宮下奈都『羊と鋼の森

こちらも本屋大賞受賞作です。

羊と鋼の森

羊と鋼の森

 

 ピアノの調律師を主人公にした物語です。調律師という夢に出会ってから働くまで、大きな事件が起こることはないんですが、淡々と物語が進みます。「静謐」という言葉がぴったりです。ただただ美しい文章が紡がれている。そんな本です。

 

 

どちらの本もピアノが絡んでいるので、音楽好きの方にもオススメです。

久々にピアノ弾きたくなっちゃったよー!