女の子って楽しいよね。(川上未映子さんのエッセイに触れ)
以前の記事で、ショップカードに川上未映子さんのエッセイが載っていた話をしました。
それから気になって川上さんのエッセイを読んでみたのです。
読んだのはこちら。
ちょっとちょっと…
面白いよ!!
川上さんの「女の子」であることに対する感性、共感できる部分が多かったです。
そして、『おめかしの引力』の表紙が放つこの引力!
これ、裏表紙も素敵なんです。
『おめかしの引力』は川上さん自身のお買い物ネタが多く、いやいや庶民には真似できない買い物っぷりだわ…と思わないこともないですが。
『りぼんにお願い』は、女子でいることに対する視点とか、結婚指輪の話から産む性であることに関する話題まで様々。こちらの方がクスッとしたなぁ。雑誌『Hanako』で連載しているエッセイをまとめたもので、文体も本当その辺のファストフード店で一緒におしゃべりしているような感じ。「まじで」とか、そうまじでだよね。
文学的なものを求める方には物足りないかもしれませんが、「ねぇ、髪型どーしたらいいと思う?」なんて話をしたい女の子がサクッと読むにはオススメします!
軽く読めるけど、でも真理が隠れてるみたいなそんなところもあります。
女の子であることっていろいろ大変なこともあるんだけど、その難しさもひっくるめて、女の子あることを楽しもうとする姿勢で溢れてました。
そう、女の子って楽しいんだよ!
ときどき、さみしいし、アイラインも上手く引けないんだけど。
そんなことをつぶやきたくなりました。